11月25日、天理市の陽気ホールにて【シンポジウム こどもの発達障害 ~共に育つヒント~】を開催した。 400名を超える参加者が集まった当日は、基調講演として山梨英和大学教授、日本発達障害ネットワーク副理事長の小林真理子氏より「発達障害児の特性の理解と支援」をテーマにお話しいただき、その後行われたパネルディスカッションでは小林真理子氏の他に、特定非営利活動法人スペース海代表の新田恒夫氏と、ファミリーホームわかさ代表の若狭佐和子氏、児童家庭支援センターてんり次長の阪口千晴氏より、発達障害を持つ子どもとの向き合い方等をパネラーの経験談等を織り交ぜながら話していただいた。 発達障害という言葉が以前に比べて世間に認知されてきた昨今、関心を持つ方も非常に多くなってきており、また、それと同時に新たに見えてくる課題もあるように思う。 そういった中での今回のシンポジウムは非常に有意義で意義深いものになった。