2017年11月11日土曜日

第62回全国里親大会京都大会





立教180(平成29年)9月30日~10月1日にかけて、第62回全国里親大会京都大会が京都サルサ(京都府民総合交流プラザ)にて開催され、里親連盟からは杉山委員長をはじめ7名の委員が参加した。

サブタイトルに『おこしやす京都 きょう(京都)からともだち、みんなで子育て、たあ~んとお話ししましょう』とあったとおり、会場は温かいおもてなしの雰囲気にあふれ、全国の志を共にする仲間の存在に力をもらい、誇らしく感じた。

大会初日は京都府里親会会長・安田 満氏の開会の辞に始まり、主催者並びに来賓の挨拶に続き、全国里親大会会長表彰が行われ、63組の里親が受賞され、うち教内の里親は10組20名が受賞。

続いて行政説明を挟み、法政大学現代福祉学部教授・湯浅誠氏を講師に迎え記念講演が行われた。『子どもの貧困と社会「われらの子ども」を育むために』のテーマに基づき、氏が日頃から熱心に取り組んでおられる支援活動について熱く語られた。中でも、少しずつ社会の関心が高まり始めた「子どもの貧困」について、一見普通の家庭のようにみられる家族が、実は経済的に困窮しているということは珍しいことではなく、誰にも相談できず、日々諦めの気持ちを深めてめている子どもがいると。実際にそうした環境の中暮らしている当事者の赤裸々な声を紹介しつつ、具体的な支援の内容が披露された。

まだまだ、社会のなかでたすけを必要としながら埋没している子どもたちが沢山いるのだという現実を改めて噛みしめた。

その後、場所を移して懇親会が行われ、約800人の参加者で賑わった。

二日目は、6つの分科会にわかれてそれぞれが求める課題に応じて参加し、学びを深め、閉会となった。


来年の全国大会は石川県金沢市で開催される。





R180 里親研修会









9月25日、天理市民会館において【里親研修会】が連盟会員50名、委員他スタッフ18名にて開催された。

講演第一部で、『お道の里親としての措置費に対する認識』をテーマに、梅原啓次里親連盟副委員長が「里親が里子を養育するために里親制度として措置費が支給されています。これは里親、里子個人の所得ではありません。措置費は公金でありますから、残金があれば里親の雑所得として申告しなければなりません」。また「私たちお道の里親は、教祖がお教えくださいます大きなたすけをわが心として活動をしています。里子に 安心・安全・温かい家庭を提供し陽気ぐらしの道を歩んでもらいたい、ただその思いだけであります。しかし、教内には里親手当に対し誤った認識を持ち、おたすけ活動と認められないとおっしゃる方がまだまだおられます。だからこそ、措置費の運用に誤解の生じないようにしなければなりません。私たちが目指す里親活動はどこまでもおたすけ活動であります」とお道の里親活動の心持ちを改めて確認された。

 講演第二部は、講師に北村洋行税理士事務所代表の北村洋行先生をお呼びして、『知っておきたい里親措置費の税について』というテーマでお話しいただいた。話の冒頭先生が、「この中で教会長さんはどれくらいおられますか?」と質問されると、大勢の方が手を上げていた。「実は私も、教会長なんですよ」という一言で、参加者の緊張が一気にほぐれた様子だった。

講師は、いくつか例を挙げてわかりやすくお話しくださった。措置費より里子の養育費が多い場合は、課税なし・申告不要である。また、大切なのは、家計簿の記帳、領収書、レシートを原則七年の保存義務があるということをお聞かせいただいた。

 その後の質疑応答で何度もお話しいただいたのが、「里子の養育の経費にならないものは、課税される対象となります」ということ。

今回の研修会に参加された方の中には、里親手当に対する考え方を大きく変えられた、という声があった。


何のための里親手当なのかということをもう一度しっかり考える一助になる研修会だった。