2017年7月5日水曜日

第7回ミニ講演型里親サロン開催


天理教里親連盟では、3月25日午後2時~4時、社会福祉課第五会議室において『ミニ講演型里親サロン』を開催した。3月は岩城委員の「長期養育について」がテーマ。この日の参加者は9名だった。以下、要旨。


 
13年前に里親登録。2歳3ヵ月の女児と生後10ヵ月の女児を乳児院から預かる。二人は姉妹。
上の子は言葉がおぼつかない子であったが、今はちゃんと話せるようになった。今年で13年お預かりしている。

 
 
また、9年前に3歳の女児を施設から預かる。7年前に3歳の男児。一時保護所からわが家にきて、そのままずっといる。

上の二人は小学生のときに実親が現れて、子どもと一緒に生活するということになって告知をした。児童相談所で会う前に近くの公園で二度実親に会わせた。親たちはこれを機に入籍するということで頻繁に外出をしていたが、入籍後別れてしまった。それまで子どもたちに対して「あなたの部屋はここ、あなたはここ」というように夢を膨らませていたが、面会に一度も来なくなった。

中一の女の子は私生児でお母さんは癌で亡くなられた。お父さんはわからない。おばあちゃんとおじさんが市内にいて、ときどき面会に来てくれる。

小学校五年生になる男の子はおじいちゃんとおばあちゃんがときとぎ面会に来てくれる。

長期は関わりが長いが、これといった問題行動というのもなくて、4人とも順調に育っている。ありがたいことだなと思っている。





第9回ミニ講演型里親サロン開催

6月25日、これまでミニ講演型里親サロンは社会福祉課第Ⅴ会議室で開催されてきたが、今回は初めてお隣りの第Ⅵ会議室が使用された。




今回のミニ講演のタイトルは、鈴木委員講師による「危!SNS、インターネット(正しく怖がらせ、正しく使う)」。

 
 
 
講師自身の豊富な体験や、また警察から情報収集されたお話等、「面倒くさがらず子どもと一緒に大人も扱い方を勉強することが大切。放任が一番危ない」と、パワーポイントで例を上げながらわかりやすくお話しされ、参加者が納得する内容の講演だった。
 
今回の参加者は5名だった。
 
 
 
 
 

第8回ミニ講演型里親サロン開催

天理教里親連盟では、5月25日午後2時~4時、社会福祉課第五会議室において『ミニ講演型里親サロン』を開催した。5月は谷口委員の「被虐待児の養育」がテーマ。


 

谷口委員が以前お預かりしていた里子に、実の父親から性的虐待を受けた少女がいた。委員が最初に思ったことは、「母親はその子を連れてなぜ家を出なかったのか」という疑問だった、という。

少女は、学力は低いが知的障害はみられなかった。実際には「一日(ついたち)二日(ふつか)三日(みっか)」の数え方がわからない。また、漢字もあまり書けないことにおどろいたという。しかし、ていねいに教えたら学ぶ力は充分兼ね備えていた。

高校では、熱心に部活動も行い、成績も低空飛行ながら頑張っていたが、いかんせん謹慎が多かった。3年の夏を過ぎたころから保育士になって自活できる道を求めてはどうかとアドバイスし、受験の手続きもして、本人も納得していたかに思えたが、少女は翌日高校を退学してしまった。


 

ちょうどその頃、母親が離婚をして子どもを連れて一軒屋に引っ越した時期でもあり、心が不安定だったのかもしれない。本人はもちろん親元に帰りたい。しかし、帰ってもどうなるだろうかという心配は当然あった。児童相談所との話し合いで、退学ではなく転校にしていただき、通信制で卒業できる高校に編入となり、5月までかかったが無事卒業することができた。

その後、少女はお母さんと喧嘩し家を飛び出して、今は音信不通の状態。高校までは「いい子やなあ」と思っていたが、結局親が通ってきた道と同じようになってしまった。被虐児童の養育の難しさをまざまざと実感したケースだった、という。

この日の参加者は9名だった。