スキップしてメイン コンテンツに移動

第12回ミニ講演型里親サロン開催

11月25日午後2時より社会福祉課第Ⅴ会議室において里親サロンが開催された。今回の講師は渡邊委員。テーマは『子どもの人権と家庭復帰』について。



委員は里親登録してまもなく5歳と3歳の兄弟を受託。3年半養育して、昨年の3月に家庭復帰ということで実家にお返しした。受託してから家庭復帰までを振り返り、さらに彼らがいなくなってから、彼らを思い、夫婦で精神的におかしくなってしまったこと、そしてそれを乗り越えた体験を話された。

乗り越えていく過程では多くの人の支えがあり、それらは皆親神様のお計らいと感じたこと、さらには、子どもたちが紆余曲折を経て実家へ帰ったことも、そして新たに子どもを受託したことも、皆親神様のおはたらきの中にあると感じたことをお話しされた。そしてそれは、教会で里親をすることの意味を改めて考えることにもなったという。



渡邊委員の講演後は参加者が自己紹介を行い、その中で、今、子どもの盗癖で悩んでいるという話題から、盗癖についての活発な意見交換がなされた。偶然にも参加者全員が子どもの盗癖に悩んでいるか、もしくは悩んだ経験を持ち、信仰の上から、生育歴から、本人の素養から等々、さまざまな観点から意見が交わされ、最後はお道の里親としての心構えに話は至った。

今回の参加者は委員2名、事務局1名、会員他6名で、なかには『さとおや』誌に記載の行事案内を見て参加したという方もおられた。





コメント

このブログの人気の投稿

第15回 教区里親会長及び代表者会議

  2月26日(日)社会福祉課研修室において「第15回 教区里親会長及び代表者会議」が開催されました。 梅原啓次委員長の挨拶の後、「里親を守るために ~里親に関する法律問題~」と題して、弁護士である山口毬乃氏より講演いただいた。現代の里親を取り巻く問題について、法律家の視点からのわかりやすい解説は多くの学びがあり、その後の質疑応答でも、現場での様々な問題について意見が交わされました。 また、大阪教区と宮崎教区からの教区里親啓発研修会の事例発表後に、村田幸喜社会福祉課長から挨拶をいただき閉会しました。 参加者からは「法律家からの専門的な知識は、信仰を持つ養育者として非常に勉強になった。」「他教区の活動について聞いたことを参考に、自分の教区でも頑張りたい」との感想がありました。 天理教里親連盟は、目前に控える創立40周年記念大会に向けて、全国に約4万5千人いると言われている社会的養護が必要な子どもへの【大きなたすけ】に向けて「里親登録1500家庭」を目指しています。

「教区里親会長及び代表者会議」

 2月27日、「教区里親会長及び代表者会議」がオンラインにて開催されました。 梅原委員長の挨拶の後、事例を基にした天理教を信仰する里親と子どもを取り巻く現状や、課題の説明があり、その内容についてグループに分かれて議論が交わされました。 参加者からは「コロナ禍になり、他の教区の里親さんとお会いする機会が少なくなっていたので、こういった形で大勢の方たちと意見交換、情報交換をできたのはありがたい。」との声がありました。 天理教里親連盟は、目前に控える創立40周年に向けて、全国に約4万5千人いると言われている社会的養護が必要な子どもへの【大きなたすけ】に向けて「里親登録1500家庭」を目指しています。

第10回教区里親会会長及び代表者会議

 2月25日、天理養徳院において「 第10回教区里親会会長及び代表者会議」が開催された。  会議は天理教里親信条の唱和から始まり、梅原啓次里親連盟副委員長が挨拶。その後、北海道教区・岡崎秀人先生。神奈川教区・近藤邦彦先生、滋賀教区・松山泰雄先生、大分教区・阿南雄二郎先生をパネラーとしてパネルディスカッションが催された。  パネルディスカッションでは、 ①教区里親会発足前と後の活動状況 ②教区里親会と地域社会との関係状況 ③現在、問題となっていること。 が紹介された。 続いて各グループ6〜7人に分かれてのグループ討議に移り、それぞれのグループ内で、教区里親会を発会するにはどのようにしたらよいか、発会したが活動できていないので活発な活動を進めるためにはどのようにしているかなど、熱心な討議が進められた。その後グループ内で討議された内容が発表され、それぞれ有意義な教区里親会活動を進めるためのヒントを持ち帰った。