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R178 里親研修会

 立教178年9月25日(金)13時より、河原城会館1階講堂を会場に「知っておきたい里親としての法律知識」と題し、奥田栄治氏(天理教甲西分教会長・名古屋法律事務所事務局長・教会長おたすけ相談室相談員)を基調講演講師に迎えて開催した。 講演の項目は 1、児童虐待防止法とは 2、児童福祉施設最低基準 3、懲戒権 4、里親による虐待 5、防御 6、通告義務と守秘義務 であった。 奥田氏も里親であり、天理教里親連盟の会員であるので、里親のことを理解いただいた視点での法律知識をご教授いただけたことが今回の最大の特徴である。問題が起きたときの対応や、心の持ち方、事前の予防策を具体的に聞かせていただき、基調講演後の質疑応答では、より具体的な質問が多く出て、集まった里親の方々の日頃のご苦労がひしひしと感じられた。 そして何よりわれわれ里親が普段何気なく当たり前に過ごしていることも、もしかして過失があるかも知れないと振り返る質問もあり、この頃は、里親や里子が裁判沙汰に巻き込まれるケースも報告されているので、今後も必要な研修であると大いに感じた。 われわれ里親は、児童相談所そして里親会と緊密な連絡を取り、良い関係を保つことによってわが身を守ることにつながっている。児童相談所への各種報告はとても煩雑に感じるかも知れないが、反面何かのときには里親の冤罪を証明する証拠にもなるので、大切に、そして確りとその義務を果たすべきである。 受講者は74人であった。 ❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖ 【立教178年度 里親研修会 アンケート集計結果】 開催日:立教178年9月25日(金)午後 アンケート回答者 23名/参加者総数 54名中(回収率:43%) 回答者(23名)内訳 男性 12名(30代:1名、40代:2名、50代:3名、60代:5名、70代:1名) 女性 11名(30代:1名、40代:2名、50代:6名、60代:2名) 本日の研修会は、全体を通していかがでしたか? 【 大変満足 】 4名 ・大変勉強になった(30代男性) ・コメントなし 【 満足 】 11名 ・

第9回専門研修会開催

天理教里親連盟では、第9回専門研修会として6月24〜25日の両日、川原城会館において『ボーイズタウン・コモンセンス・ペアレンティング学齢期版初級指導者養成講座』を開催しました。 午前9時より受付、9時30分より開講式。梅原副委員長の挨拶、講師紹介に続き、堀健一先生によるプログラムの講義を昼食をはさんで午後6時30分まで熱心に受講し1日目を終了しました。 25日は午前9時15分より、受講者が分担されたセッションの模擬講義とスキル練習を、講師やファシリテーターのアドバイスを受けながら行い、6時15分終了。引き続き閉講式で修了証を受け取り2日間の研修会を終了しました。 受講者は31名、スタッフは11名でした。

立教178年里親連盟分科会(年度総会)

平成27年4月25日(日)、午後2時15分より東右一棟地下一階合併教室において【里親連盟分科会(年度総会)】が開催されました。 開講直後、参加者全員で「里親信条」を奉唱。 「委員長挨拶」では、挨拶に立った杉山委員長はまず連盟会員の日頃の労をねぎらわれ、里親連盟の現委員会がすでに暫定委員会であることを説明された上で、在任中の新たな教区里親会の発足や各種里親研修会の開催について、また連盟ホームページの開設等、現委員会が発足してから今日までの活動実績を紹介されました。 その後、平成26年度の「活動報告」と「会計報告」「監査報告」があり、続いて平成27年度の「活動計画」「予算計画」が発表されました。 また、福祉課が社会福祉課へと名称が変更されたことに伴い、里親連盟の「規約改正」の審議がなされました。 「講演」では、『大きなたすけ』というテーマのもと、天理教旭日大教会長・岡本善弘先生が演壇に立たれました。 岡本家は逸話篇86「大きなたすけ」にあるように、旭日大教会初代会長夫人岡本シナ先生が「人の子を預かって育ててやる程の大きなたすけはない」との教祖のお言葉を承って預かり子をお世話されたお話がとても有名で、教祖と岡本シナ先生とのこの御逸話は、お道の里親が心の拠り所とさせていただいている大切なお話でもあります。 この日先生は、岡本家の信仰について、そして「赤着を戴いた話」や「預かり子の話」についてとても丁寧にお聞かせくださいました。さらにその後の質疑応答では、終始和やかな雰囲気の中、あわせて12件の質問が飛び交うとても活発なやりとりがなされました。 「事務連絡」では、司会から6月24日(水)〜25日(木)「CSP指導者養成講座」(学齢期版)開催の案内があり、最後に富松副委員長の「閉会挨拶」で今年の【里親連盟分科会(年度総会)】は閉会しました。参加者は50名でした。

第7回教区里親リーダー研修会

2月25日、川原城会館にて60名の参加をいただいて午後1時より「第7回教区里親リーダー研修会」が行われました。 三殿遥拝、天理教里親信条唱和、杉山委員長挨拶の後、児童養護施設遥学園・児童指導員の中井良次氏を講師に迎え「子どもたちの性と生を豊かに育む」との演題で1時間半にわたり講演をいただきました。 中井良次氏の講演は、おそらく参加者の多くが初めて聞くお話ではなかったかと思います。氏が用意された『子どもの性意識はここまで進んでいる』のレジメに目を通しつつ、児童養護施設での生々しい出来事や、LINE等ネット社会での複雑な問題を、一つひとつ丁寧にお話しくださいました。とくに小学生の妊娠問題やテレクラの実態についてのお話には、参加者も驚きの表情を隠し得ませんでした。 また、氏が講演のつかみとして考案した小テスト『いまどきの子ども許容度チェック2013』を参加者全員で行い、その〈得点による評価〉には会場から笑いも起こっていました。 氏は、これからの性教育は強制や禁止ではなく、コミュニケーションの時代だと説かれました。これは多くの里親が学んだわかりやすい子育てに似ていると頷いた人も少なくなかったでしょう。子どもの言うことを否定したり、説教したくなるけれど、それを受容し、共感し、勇気づけて褒める行動。聞いてあげる、頷く、相槌を打つ、アイコンタクトをする、ちゃんと聴いてるよと、子どもたちと向き合いながら会話が続く心地よい姿勢でディスカッションできる能力のある大人を目指しましょうと訴えた話でありました。 休憩をはさみ、その後はブロック別に分かれ「地域里親会との関わり」「里親手当」「虐待」をテーマにグループトークが行われました。今回のグループトークで話し合われた内容は、お道の里親活動を考える上での共通認識として各教区へとお持ち帰りいただきました。 最後に杉山委員長から「教祖は〝人の子を預かって育ててやる程の大きなたすけはない〟と仰せられました。お道の里親は天理教里親信条の4つの項目をしっかり心に治めておたすけ活動を推し進めていきましょう。ちょっとお節介な人になって地域の里親会にも積極的に参加しましょう」と声をかけ、グループトークを締めくくりました。 閉会にあたり高見福祉課長から挨拶をいた